設立趣旨
あいさつ
ものづくりは資源のない日本にとって世界に誇れる、最高の伝統であり文化でした。ところが昨今、中国を始めとしたアジア諸国のものづくりの技術はかつてない程の早さと技術の高さで日本に追いつき、追い越そうとしています。また市場もグローバル化に伴い、ニーズの変化や多様化などものづくりの状況は日々変化しております。
しかしながら、日本国内では技術者の海外への流出や子供たちの科学離れなど、ものづくりに対して非常に厳しい現実に直面しております。秋田県もこの状況から逃れることはできず、早急に何らかの改善策を打たなければならない状況となっております。
また、以前から環境保護の観点で自然エネルギーの必要性が迫られていました。今回の東日本大震災の発生で日本を始めとして世界的に脱原発、脱二酸化炭素の実現に自然エネルギーの必要性、そしてICTを駆使した新しいエネルギーのインフラ構築は急務となっております。
ものづくりと環境保護、この二つを将来有効に、そして確実な物にする一つの手段とするために、今回これらの技術開発を目的とした法人「ソーシャレック」を設立いたしました。近い将来、私たちの活動が秋田県を始め、日本のものづくりと環境保護の新しい技術開発の中の一つとなることを願っております。
Social+Link+EQ=Socialeq(ソーシャレック)の由来
一部商社で人事評定に取り入れることが決まり、再び注目を集めていることばがあります。それは「Emotional Quotient」の頭文字をとって EQ と 呼ばれ、「心の知能指数」と訳されます。知的な能力をはかる知能指数(IQ=Inteligent Quotient)に対して、感情や情緒などの心の状態や対人関係の能力を示すものであります。いくらIQが優れていてもEQの関連する割合が高いといわれており、アメリカでは会社の人事資料として使われことも多くなっています。「人間関係は上手く解決できないと思うことが多い」などの設問にイエス・ノーで答え、その結果は気力の充実度、自己コントロール、感情的な温かさなどに20項目程度に数値化され、心のバランスがグラフ化されます。EQとは、感情を上手に管理し利用することで、「前向き」な感情を生み出すことを主としています。「明るい」「喜び」「楽しい」「意欲的な」「安らぎ」「やる気」といった積極的な感情です。こうした感情は前向きな思考につながり、前向きな行動を生み、そして成果に結びつけることができるのです。前向きな感情は大きな「資産」でもあるのです。
みなさんの企業や職場にも、上司や同僚、部下たちから仕事ができると一目置かれ、人格的にも尊敬されているような、そんな人はいませんか?そういった人材が持っている能力はどのようなものでしょうか。ビジネスに必要な能力には、IQやスキル、業務知識や経験など、いろいろなものが考えられますが、優れた人材はこれらの能力に加えて、仕事に対する高いモチベーションや、相手の気持ちを理解し、行動できる能力を持っています。こうした「人間的魅力」を支えているのがEQなのです。パソコンを動かす仕組みに例えると、EQは土台となる基本システムであるOS(オペレーション・システム)の役目を果たしているといえます。その土台がうまく機能して、はじめてIQやスキル、経験、業務知識などのアプリケーション・ソフトが最大限に発揮されるようになるのです。
そのため法人名はSocial(社会、社会的な等)とEQ(心の知能指数)をLink(リンク)させる意味で「Socialeq」といたしました。
事業内容
3つの事業
特定非営利活動法人ソーシャレックでは「ものづくり教育活動」、「環境教育活動」、「技能向上活動」の三つの事業を柱として活動していきます。特に秋田県の若年層へ、ものづくりの楽しさ、すばらしさを知り、日本の未来への可能性を広げるためのものづくり教育支援活動を行っていきます。
そして事業内容を推進していくために県内外の様々な企業や団体からご支援、ご協力をいただき、実社会に役立つ技術や人材を育成して行く事を目標としています。また、ソーシャレックにご参加いただいた企業や団体の交流活動も推進していき、新しい何かを発見、開発できればと思っています。その他、ものづくりの土台となる様々な技術支援の事業なども併せて行っていき、ソーシャレックの活動を広く知っていただくための広報活動やイベントも行っていく予定です。
団体情報
団体名 | NPO法人ソーシャレック |
事務局連絡先 | TEL:0182-35-4235/FAX:0182-35-4236 |
事務局住所 | 秋田県横手市婦気大堤字婦気56-1 |
代表者 | 理事長 根田一男 |
定款 | 定款 |
貸借対照表
平成29年度 | 平成29年度貸借対照表 |
平成30年度 | 平成30年度貸借対照表 |
令和1年度 | |
令和3年度 | 令和3年 貸借対照表 |